今が見頃の桜
退職、離任される方へのお花の注文は昨日がピークで、今日は忙しさもひと段落したので、近場で桜のきれいなところに行って来ました。
三重川沿いの桜並木と、大原の慰霊塔です。
今週は暖かい日が続いたので一気に開いてすぐに散ってしまうかと思っていたのですが、もう少し楽しめそうです。この土日にお花見をする方も多いのではないでしょうか。他に三重町でお花見できそうなところは内山観音やフレッシュランドなどがあります。明日にでも子どもとお弁当を持って行ってみようと思います。
退職、離任される方へのお花の注文は昨日がピークで、今日は忙しさもひと段落したので、近場で桜のきれいなところに行って来ました。
三重川沿いの桜並木と、大原の慰霊塔です。
今週は暖かい日が続いたので一気に開いてすぐに散ってしまうかと思っていたのですが、もう少し楽しめそうです。この土日にお花見をする方も多いのではないでしょうか。他に三重町でお花見できそうなところは内山観音やフレッシュランドなどがあります。明日にでも子どもとお弁当を持って行ってみようと思います。
今日は風が少し冷たいですが日差しが暖かく、昨日の雨で空気が澄んでいて洗濯日和です。一雨ごとに春が近づいているのを感じます。
暖かい日に娘と散歩に行き、家の前の道に落ちている椿の花を見つけました。寒い間は室内にこもりがちだし、背の高い椿の木を見上げることがありませんでした。なので落ちている花を見つけてやっと椿が咲いている事に気が付いたくらいです。桃や梅の花が咲いたと言って喜んでいるのに、冬の間けなげに咲いていた椿に気付かずにいたとは申し訳ないです。娘が落ちた椿の花を喜んで拾っていました。私も小さいころ椿の花をたくさん笹に通して首飾りのようにつなげて遊んだことを思い出します。ちなみに、花や葉の形が良く似た山茶花(さざんか)との大きな違いは散り方です。椿は花首からポトリと落ちるのに対して、山茶花は花びらが散るそうです。
花と一緒に茶色くてかたい種が落ちていますが、これから椿油が取れます。椿油は髪や肌のお手入れに使ったり、和製オリーブオイルとも言われ食用としても体に良いそうです。園芸植物としてだけではなく、生活に役立つ有用植物としても昔から重宝されていたらしいです。
椿油で揚げた天ぷらはサクッと軽くとても美味しいとのこと。最近野菜の天ぷらを食べると必ずと言っていいほど胃もたれするので、一度食べてみたいです。
二月は一年の中で一番寒い時期ですが、例年よりも寒い日が続いています。またまた寒波が来るみたいですね。
外の寒さは厳しいですが、店内には一足先に春の花が入荷しています。
まずはチューリップ。今店頭にあるのは八重咲きの可愛らしい品種です。初めは色が薄いですが、開くにつれてピンクが濃くなっていきます。ギフト用の鉢植えのチューリップの管理ポイントは置き場所です。暖かいところだとすぐに花が開ききってしまうので、玄関のような人が通る涼しい場所に置くと長く楽しめます。切花も、ご自宅用に買って行かれる方や、花材指定でチューリップの入ったアレンジを頼まれることも増えました。やはり季節の花は人気です。
サクラソウも入荷しています。こちらも春の代名詞ですね。伝統園芸植物の一つで、江戸時代の元禄年間から栽培の記録があるらしく、当時武士の間でこの花を育てるのが流行したそうです。古くから日本人に愛され続けているのも納得の、可憐でかわいらしい花です。
チューリップもサクラソウも、次の年にまた咲かせることができます。チューリップは葉が黄色くなったら球根を掘り下げ、秋に植えれば次の春に咲きます。サクラソウは暑さと乾燥に弱いので、花が終ったあと秋までは明るくて涼しく、雨の当たらない日陰に置くと良いです。水を切らさないようにしなければならないので、少し手を取りますが。
これからどんどん春の花が入って来るのが楽しみです。
南天は中国や日本が原産の常緑低木で、自然に1m~3mまで生長します。夏に咲いた白い花は徐々に赤色になり、冬になると真っ赤な果実を実らせます。魔除けや火災よけの効果がある植物とされ、江戸時代には玄関先によく植えられていました。鬼門と呼ばれる南西の方角に置くのが良いとされています。他にも、難を転ずる→難転→なんてんという意味合いから、お年寄りが転ぶときによりかかることが出来る木としてトイレの近くに植えられたそうです。なんてんの木は折れにくく丈夫な木の性質からだと思います。
なんてんは冬になると真っ赤な実をつけます。以前はこの赤い実をヒヨドリやカラスなどの鳥が良く食べに来て、その食べかすを遠くに食べ散らかしてそこから又なんてんの木が生えていました。今では鳥もたくさんの別の食べ物があるためになんてんは綺麗に残ってあります。
この実を煎じて飲めば咳止めに効果があるとされ、古くからのど飴の原料とされています。
来週、ある会社の従業員さんが会社の正面玄関の両脇に正月の門松を作って飾るそうです。それに使う若松・ロウバイ・南天を揃えて欲しいとご注文頂きました。年年門松の飾りが早くなっているような気がします。10数年前まではクリスマスが終って片づけをして正月飾りの一夜飾りは良くないと言われるので多くが27日か28日に飾っていました。近年早いところでは12月に入ったら門松を飾る所も出てきて居るようです。一度作るとなかなか壊れないために少しでも長く飾るようです。
今年も御歳暮の季節になりました。御歳暮としても人気なのがシクラメンです。気温が20℃を下回らなければ葉が黄色くなってしまうのですが、少し寒くなり11月30日(木)の鉢物市場には少しずつ入荷が増えてきました。例年よりも遅れてようやくシクラメンの季節がやって来ました。自分では買わないけれどもらったら嬉しい鉢植えの花です。
寒さに強く、手入れが簡単で春先まで長く咲かせることが出来るからです。色も品種改良が進みいろんな色が出回っています。ある調査によると女性は10人中6人がピンクの花を好まれる結果が出ています。
12月に入り7日・14日・21日と今年もあと3回しかセリがありません。
鉢物市場は毎週木曜日で1週間に1度しか無く、そこで色や品種こだわるお客様には事前にパソコンやスマホで調べて頂いて予約を受けるようにしています。お客様の色の好みも最近では、お部屋の色に合わせたり、テーブルクロスに合わせたりとトータルに考えて花色を選ばれる方が増えてきました。一方でシクラメンは長く楽しめる花鉢なのであきのこない色、これから寒くなるので暖かい感じのする赤やピンクの濃い目を選ばれる方等さまざまです。これからの季節クリスマスやお正月等、人が出入りする事が多くなります。そんな時、玄関や居間にシクラメンの鉢で雰囲気を演出してみませんか?きっとゲストのテンションも高くなると思います。もてなしをする側、もてなしをされる側、共にハッピーになれると思います。
朝晩めっきり寒くなりました。北海道の方が雪と言うと必ず九州の方は、気温がグゥ~ンと下がりとても寒くなります。先日お客様の所に配達に行き、かえり際に家の生け垣にした”どうだんつつじ”が目に入りました。早速許可を頂いて写真を撮らせて頂きました。この時期、花が落ちた後のグリ~ンだったドウダンツツジが、この寒さで急にとても鮮やかで暖かな色に紅葉しました。思わずカメラのシャッターを押さずにはいられませんでした。ここのお客様は花が大好きでこまめにいろんな季節の花を植えて楽しまれる方です。家の中、家の周りなどもいつもきちんと整理されていてとても感じの良いお家です。
ドウダンツツジは剪定によって自由に大きさを調節できることから、生け垣によく利用される落葉樹です。春には白いベル型の小さな花をいくつも咲かせ、庭を優しい雰囲気でつつんでくれます。
ドウダンツツジは、耐陰性はありますが、日当たりが悪いときれいに紅葉しません。また花芽がつく前に剪定をしないと花が咲かなくなってしまいます。日当たりの良い所に植えるのと、花芽がつく前の剪定を忘れずにすれば毎年この季節には紅葉がみられます。
花屋では生け花に使用します。とても風情のある枝なので和風な生け花や、洋風の”葉物”などに使用します。
11月28日は浄土真宗の開祖親鸞(しんらん)の忌日です。その忌日に行う法会を「御正忌」と言います。今度の日曜日に御正忌を行うお寺の和尚から、お花の予約を頂いております。もう長い付き合いになるのですが、必ずブルーファンタジアという花を希望されます。
花屋での通称はブルファン。スターチスの仲間で、5ミリ程度の小さい花をたくさん咲かせます。ドライフラワーになっているのを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。花束を作る時などにカスミソウと同じような使い方をします。ボリュームが出て重宝するので、毎年御正忌に合わせて和尚から頼まれるのですが、困ったことにブルファンは夏の花なのです。5月~10月に主に市場に出回ります。冬にヒマワリが手に入るような時代にはなりましたが、やっぱり旬には勝てません。なんとか手に入ったとしても枝の部分だけだったり、株が小さかったりします。色も白っぽかったり。ブルーファンタジーという名前の通り、旬のころは紫がすごく鮮やかできれいなんですが…。「それでもいい」という和尚のために、今年もなんとか仕入れました!
仲卸に問い合わせると、大分のような地方にはもちろん、大阪と東京の市場にも入荷していないとのこと。「仕方ない、今年はカスミソウで代用してもらおうか…」と思っていたら、京都の市場に信州の生産者さんから少し入っていることが分かり、仲卸のつてで10本だけ分けてもらう事ができました。航空便だと高くなるので、少しでもコストを抑えるためにトラック便で陸送してもらいました。やっと手に入ったブルファン。株が大きい!10本でこのボリュームです。色もなかなかで想像以上の良い物でした。これなら和尚にも満足して頂けるでしょう。
スイトピー生産者のハウスを見に行きました。生産者とは20年来の付き合いで、花市場が主に月・水・金・の3日間しかなく、急にスイトピーが必要なときに無理を承知で助けて頂いています。これから年末にかけて出荷するスイトピーは9月に植えて茎が少しづつ成長する度に洗濯はさみで止めて行きます。ところが今年の秋は温度が高くスイトピーの茎がやたら伸びすぎていました。
主な品種はピンクのキャサリン、桃子と、白のクリスタルホワイトだそうです。白のクリスタルホワイトはもともと白ですが、赤、黄色、オレンジ、紫などの色を溶いた液の中につけてカラフルな色に仕上げて行きます。最近消費者のニーズも変わり自然の色を人工的に色を染めて
花市場へと出荷されています。
スイトピーはご存知のとおり歌手の松田聖子さんが”赤いスイトピー”と言う歌を歌った事で一気にスイトピーの人気が出たと言われています。一人の歌手が歌った事でそれまで知らなかった人々までもがスイトピーの花を知りその歌手が花を持って歌うと私も歌手のようになりたいとスイトピーを購入し部屋に飾られました。
ただ当時はまだ赤いスイトピーはなく後に品種改良が進み赤色のスイトピーが出来たと言われています。今では何種類という位の花の色合いを見ることが出来るようになってきました。
清楚、かれん、かわいいと言ったイメージでとらえられて、花束や、結婚式のブーケを始め、髪飾り、会場装飾と若い女性には大人気の花です。
ここ数日やっと気温20℃を切るようになって来ました。一雨ごとにだんだん寒くなりポインセチアの花が似合う季節になりました。
花市場は毎週木曜日1回なので、大分では今期初入荷で佐賀県産の立派なポインセチアが入荷していました。ここの生産者のは赤い葉の上に
キラキラする”ラメ”をふりかけていて、それを見るといち早くクリスマスが来たようなたのしいい気分になります。
ポインセチアの育て方のポイントは3つあります。1つは10度以上の室温を保つことです。もう一つは乾燥気味に水やりを管理することです。最後の1つは日光の当たる場所で管理する事です。ポインセチアは暑さや寒さに弱いため、適温の場所に移動しやすいよう鉢植えで育てるのが一番です。
ポインセチアはメキシコ西部を原産とするトウダイグサ科・ユ-フオルビア属の常緑性低木です。
ポインセチアは冬を代表する観葉植物で毎年鑑賞することが出来るのも魅力です。
当店のウインドーも2ケ月先の雰囲気でディスプレイをしました。特にポインセチアの赤は誘目色(ゆうもくしょく)と言い、人の目に最初に入る色と言われています。例としてはデパートのトイレや会計と言った表示はすぐに目立つようにと赤色を使っているそうです。又危険なところには信号機の赤のようにすぐ人の目に入るように使用されていると聞いた事があります。
当店のディスプレイも誘目色の赤を意識しております。ただ道路沿いの店舗なので”ドライバーの方がわき見運転をしないように”気を付けて下さいね。今はポインセチアも色々、色があり赤、ピンク、白、薄い黄色、斑入りと様々な色が出回っています。今年は一つ買われて育ててみませんか。
“暑さ・寒さもお彼岸まで”とよく言われます。この季節市内あちこちで秋をただよわせる金木犀や真っ赤な彼岸花が目に飛び込んできます。彼岸花は、「リコリス」「曼珠沙華」とも呼ばれているのを知っている人も多いようです。花が咲いた後に葉っぱが伸び、秋に咲いて春に枯れると言う通常の草花とは逆でその葉と花を一緒に見る事がない性質から「葉見ず花見ず」と呼ばれ、昔の人は死人花(しびとばな)や地獄花(じごくはな)などと呼ぶこともありました。これらは花色や花姿が炎を連想させることと、彼岸花のもつ毒によるものとされています。彼岸花の花は死や不吉なイメージの方が強いけれど一方ではその印象的な赤い花色から「情熱」「思うのはあなた一人」と言った花言葉も生まれて、彼岸花の赤い色は誘目色で人々の目をくぎづけにしています。彼岸花の球根は毒があります。地中に潜むモグラやネズミは、他の植物の根はかじっても、彼岸花の根はかじらないと言われています。
彼岸花の開花時期は、9月下旬あたりです。自生している原種は彼岸である秋分の日前後に開花しますが、品種改良によって最近では夏から秋の間に見頃の時期を迎えるものも出てきました。
彼岸花は乾燥状態が続いた後に大雨が降ると一斉に花が咲くという現象があります。これが雨後の彼岸花とも呼ばれるゆえんです。