入院のお見舞いにプリザーブドグリーンと動物のフィギュアで自然の世界を再現したメルヘン3D

プリザーブドグリーンのジオラマボックス メルヘン3D 受付時間 9:00~19:00

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卒園生に贈る花

卒園式で園児たちに贈るお花を幼稚園の先生から頼まれました。ガーベラ一本にかすみ草を添えたものを二十三名分です。

この写真は全部をまとめたところなのでけっこうなボリュームですが、一本でもラッピングしてリボンを付けるととてもかわいいです。

こちらの幼稚園からは毎年ガーベラを頼まれます。子どもたちにかわいいガーベラが喜ばれると思います。

 

ガーベラは人気の花ですが、茎が折れたり花弁が反り返ったりと、とてもデリケートです。花屋での管理はもちろん、採花の時期や輸送の方法なども花の品質を大きく左右します。今回仕入れたガーベラは茎がしっかりしていて花弁の反り返りもないので一安心。またガーベラは菌にとても弱いので、雑菌の侵入、繁殖を防ぐために花瓶に抗菌剤を入れると日持ちがぐっと良くなります。

適切な管理方法でお花を長く楽しんでください。

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今が見頃の梅の花

寒さの影響で開花が遅れていた梅の花がやっと咲き始めました。ウグイスの「ホーホケキョ」と相まって、まさに春の訪れという雰囲気です。我が家の梅の木にも可愛らしい鳥が蜜を吸いに来ます。しかしこの可愛らしい鳥はウグイスではなく『メジロ』です。このあたりではよく見かけます。(大分県には『めじろん』というゆるキャラがいるくらい。)ポピュラーすぎて今まで考えたことが無かったのですが、ウグイスとメジロはどう違うのかを調べてみました。

まず鳴き声ですが、ウグイスは「ホーホケキョ」、メジロは「チュチュ」と鳴きます。そして色も大きく違って、メジロは色鮮やかで明るい緑色、ウグイスは茶色に近い緑で、どちらかというと地味な色をしています。けれど色鮮やかなうぐいすあんなんかもあったりしてややこしいですね。食べる物はウグイスは主に虫、メジロは花の蜜とか果汁を好むそうです。長い舌をストローのように器用に使い蜜を吸い取るそうです。

また、取り合わせの良い二つのもの、仲の良い間柄のたとえとして、『梅にうぐいす』ということわざがあります。こういうことから、梅の木に止まっているメジロのことをウグイスだと勘違いしてしまう人も多いのではないでしょうか。

今度「ホーホケキョ」という鳴き声を聞いたら、ウグイスの姿を探してみようと思います。

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地域おこしのひな祭り

今年の冬は寒さが厳しくて春はまだまだ遠いと思っていましたが、やはり三月になると春らしくなってきました。明日は三月三日、おひな様です。

今日の朝刊でも紹介されていましたが、豊後大野市緒方町上年野の上年野公民館で、「トメ石の村・上年野想い雛展」が開かれています。住民提供の雛飾りや、地区の女性が作った和紙人形、小学生の塗り絵や折り紙の夫婦雛など、多彩な作品が飾られています。

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今年は区長の同級生たちが雛飾りをテーマにした絵画や絵手紙を寄せているそうで、どのコーナーも素敵に飾られていました。

最近の雛人形は住宅事情や飾る手間などから、平段やガラスケースに入ったもの、三段程度のものが人気だそうです。豪華な七段、五段飾りなどは目にする事が少なくなりましたが、この「トメ石の村・想い雛展」では、その豪華な段飾りをいくつも見ることが出来ます。中にはかなりの年代物も。子どもが大きくなるとなおし込んだままになりがちなおひな様。我が家の押入れにも眠っています。今年も眠ったままですが…。なおしたままでは子供もおひな様もかわいそうですね。来年は出してあげようと思います。

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私が訪れた時はたくさんの人で賑わっていました。手作りの甘酒や絵手紙のプレゼントもあるそうです。四日まで開かれているそうなので、お近くの方はぜひ行って見て下さい!

 

一足早く春の訪れ

今日も相変わらず風は冷たいですが日差しが暖かく、先週の寒さとは少し違ってきている感じがします。週間天気予報でも最高気温が10℃を超える日がちらほらと。少しずつですが確実に春に近づいています。

店内には一足早く桜が入荷しています。初めは堅い蕾だったのが日に日に膨らんでいます。

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花屋に切花として出回る桜のほとんどは『啓翁桜』という品種です。山形県が生産地として有名です。出荷に合わせて温室に入れ、寒さと暖かさを調節して春が来たと勘違いさせて芽吹かせるそうです。ただ暖かければ良いわけでなく、寒さにも十分に当ててなるべく自然に近い環境にしなければならないそうです。私たちが早くから桜を楽しめるのは、生産者の研究と努力のおかげです。

桜は生け花で使われるイメージが強いかと思いますが、枝を短く切ってアレンジメントに使うのも素敵です。今回も入荷してから花束やアレンジメントに使用しています。桜は日本人になじみ深いし、春を思い起こさせてくれるので皆さんに喜ばれています。

桜をもらった、もしくは買ったという方は、常に新鮮な水を与えて暖かすぎないところに置いて下さい。そうすると1ヶ月くらい花が楽しめます。花が終った後は葉桜としてお楽しみください。

切り花の啓翁桜の次はいよいよソメイヨシノですね♪お花見シーズンが待ち遠しいです!

おばあちゃんの誕生日プレゼント

おばあちゃんへのお誕生日プレゼントを買いにお孫さんが二人いらっしゃいました。

店内を一周し、鉢物のチューリップやバラの切花などが気になったようですが、メルヘン3Dをお選びになりました。メルヘンの候補を二つに絞ってどちらにするか悩まれていましたが、最終的に一緒に来ていた一歳の娘さんが「こっち!」と指さした方に決まりました。その光景がとても微笑ましかったです。決定したメルヘンはバラ園の写真を背景に使っているもので、オレンジ色のバラが目を引く明るい雰囲気のものでした。

ラッピングをしている間に切花を見ていたお客様が「このバラいいよね、おばあちゃんが好きそう。」と話しているのが聞こえたので、一本サービスでお付けしました。話しを聞くと、父方のおばあちゃんと母方のおばあちゃんのお誕生日が一緒だそうです。すごい偶然ですね!それぞれのおばあちゃんに一本ずつバラを贈る事になりました。薄い紫色のとても上品なバラです。リボンをつけて更に素敵になりました。

プレゼントを選ぶ時は気に入ってもらえるだろうかと悩みますが、相手の事を色々と考える時間がまた楽しいです。もらう方も、物はもちろん、その気持ちが何より嬉しいですよね。

どちらのおばあちゃんにもきっと喜んでいただけたと思います。

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雪景色

きのうの朝、目が覚めて外を見ると外は真っ白。雪が積もっていました。うちは豊後大野市でも田舎の方で、出勤するにはどこを通っても坂があります。雪が積もるなんて一年に一度あるか無いかなので、当然雪用のタイヤなんか用意しているわけもなく、運転に自信もないので…。社長に連絡したら今のところ忙しくないとのことで、自宅待機させてもらいました。小学生の子どもはルンルンで登校し、一歳の妹は初めて見る雪に大興奮でした。純粋に喜べる子供がうらやましい。

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天気予報通りに徐々に雨に変わり路面の雪も解けたので、午後から出勤しました。

すると店内はほのかに甘い香りがします。香りの元は、週に一度の鉢物市場で社長が仕入れてきたチューリップや桜草でした。春の香りは十数年前にこのお店に勤め始めた頃のことを思い出させてくれます。右も左も分からず失敗をたくさんして苦い思い出だらけのあの頃。懐かしい甘い香りは、初心に帰らせてくれます。

雪の残る外はまだまだ寒く、週末はまたぐんと冷え込むそうです。暖かい春はまだまだ遠いですが、鉢物で春を先取りしませんか。

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神の手・にっぽん展

『神の手・ニッポン展』を見に大分県立美術館に行って来ました。テレビで宣伝しているのを何度も見かけてなんとか見に行きたいと思っており、最終日にやっと行って来ました。

 

 

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日本を代表する世界的にも有名な5人のアーティストの作品が一堂に展示されていました。

中でもミニチュアハウスアーティスト、ペーパーアーティスト、ジオラマアーティストの作品に目を引かれました。「遠近法の匠」と言われる島木英文さんのミニチュアハウスは、部屋の形をはじめ調度品や畳も奥に進むほど細くなる台形に作られています。奥へ向かって天井は低く、床は高くなるように設計されており、それに合わせて椅子の脚の長さなども微妙に変えているそうです。立体感、遠近法、構図は目をみはるものがありました。「紙の魔術師」太田隆司さんのペーパー作品、「情景王」の山田卓司さんのジオラマはどれも繊細で、今にも動き出しそうな人形の表情が素晴らしかったです。

今回どうしても見に行きたかった理由の一つが、遠近法や構図を勉強してメルヘン3Dの中に取り入れたいと思ったからです。しかし、何よりもアーティストの方たちのものづくりに対する情熱に心打たれました。私も見る人が思わず覗き込んで楽しくなるような、感動を与えられるようなメルヘン3Dを作っていきたいです。

 

 

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美の巨人たちを見て

先日、テレビを何気なく見ていたら「美の巨人たち」と言う番組で岡山県の閑谷(しずたに)学校が紹介されていました。

閑谷学校は、江戸時代・寛文10年(1670年)岡山藩主池田光政によって創建されました。岡山藩直営の庶民教育のための学校(学問所)です。「旧閑谷学校」として特別史跡に指定されていて、講堂は国宝に指定されています。番組の中で「東の日光東照宮、西の閑谷学校」と言われていましたが、建築技術の高さに驚かされます。中でも講堂の柱は300年以上経っているにもかかわらず、ひびわれも無く、少しのくるいも無いとのことです。世界中の建築家たちが見学に来るそうです。基礎の土台の部分には日本セメントと言う日本古来の技術を使用しているため一つもくるいが無いそうです。

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「豊後大野市にはそういう建築物はないのでさみしいなあ~。」と友人に話すと、「いやいや、近くにあるで~!」と言うではありませんか。友人に教えられたのは豊後大野市千歳町にある神社。そこに立派な彫刻を施した神殿がありました。神殿には、『木組み』という日光東照宮にも使われている伝統建築技術が使われていておどろきました。こんな身近に高度な建築技術を持った大工さんがいたのかと思うとなんだか嬉しくなり、思わず写真を撮らずにはいられませんでした。「地元にもこんな素晴らしいところがありますよ。」と他の人にも教えたくなりました。

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春を告げる花

当店のすぐ裏に、四季折々の花が咲く庭があります。持ち主の許可を得て、雪柳やトクサなどをアレンジに使わせて頂いております。今は白いニホンズイセンが綺麗に咲いています。

昨日は朝から雨で、雪が混ざり始めたと思ったらどんどん勢いを増し、「積もるのかな~。」と心配していたのですが午後になったらピタリと止みました。先週の温かさがウソのようですが、水仙はちゃんと咲いています。さすが別名「雪中花」というだけあって、寒さに強いですね。

水仙といえば、小学生のころ卒業式や入学式に花を各家庭から持ち寄ることになっていて、朝、庭の水仙を切って持って行っていたことを思い出します。ニホンズイセンやラッパズイセンなどたくさんの種類の水仙が集まって、友達が持って来た八重咲きの水仙を初めて見た時は「こんなにきれいな水仙があるんや~!」と感動しました。体育館中に広がる甘い香りも忘れられません。今でも水仙の香りがするとどこか懐かしい気持ちになります。

水仙はうつむいて寒さに耐えて咲いているように見えますが、この花姿にはおもしろいエピソードがあります。

水仙の学名は『ナルシサス』というギリシャ神話に登場する美少年の名前です。彼は水面に映る自分に恋をしてスイセンになってしまったそうです。下を向いて咲く姿が水面を覗き込むナルシサスの姿だというわけです。この伝説に由来して花言葉は「うぬぼれ」とか「自己愛」だそうです。「ナルシスト」の語源である彼に由来する花だとは知りませんでした。思ってたのと違う…。まぁ、それだけ綺麗な花ということですね。

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バレンタインのディスプレイ

1月11日は鏡開き。地域によって違いはありますが、鏡餅を下げる日です。

というわけで、店頭の正月ディスプレイを片付け、バレンタインに替えました。ピンクのリボンを巻いたハート形をメインにかわいらしくまとめました。

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バレンタインは『バレンティヌス』というキリスト教の司祭の名前だそうです。三世紀のローマでは当時の皇帝が若者の結婚を禁止していました。愛する者の存在は戦場で戦い抜く意志を揺らがすからという理由だそうです。これを憂いたバレンティヌスは密かに若者たちを結婚させていました。しかしそれが見つかり処刑された。その処刑された日が2月14日だそうです。日本では女性が男性にチョコレートを贈る日として定着していますが、欧米では恋人や友達、家族がお互いにカードや花束、お菓子を贈り合うそうです。日本でチョコレートが贈られるようになったのは、デパートでのバレンタインセールでチョコレート業者が行ったキャンペーンが始まりだと言われています。女性から男性にというのは、デパートで買い物をするのは圧倒的に女性だからだそうです。小売り業界の積極的なマーケティングにより、今ではすっかり国民的行事となっています。クリスマスやハロウィンも日本人にとって楽しいイベントとなっていますが、キリスト教の本来の意味を知った上で楽しみたいですね。

チョコレートの前に、鏡開きのお餅をぜんざいにしていただきます♪