11月13日、第45回全国育樹祭が大分市で開催されました。
全国育樹祭は、国土緑化運動の中心的行事である全国植樹祭を開催したことのある都道府県において行われます。継続して森を守り育て、次の世代に引き継ぐことの大切さを広く呼び掛ける場として毎年秋に行われているそうです。
豊後大野市在住の私にとって森林に囲まれた生活は当たり前のものですが、地域の過疎化や林業従事者の高齢化、さらに最近の異常気象による災害を目の当たりにすると、豊かな森林の大切さと維持することの難しさを実感します。地域の林業、木材産業を活性化させるために必要なことは、森林資源の循環利用です。資源を循環させるために国産材を使ったものを選ぶとか、私たち消費者一人一人の意識が大切になってきます。
当店のメルヘン3Dの木枠には県産のヒノキを使っています。少しでも森林を守るお手伝いができればと思いながら作っています。木製のものは優しい温もりがあります。みなさん手に取った時に、その木材が育った森林に少し思いを馳せてみて下さい。