鬼滅の刃の聖地としてすっかり有名になった別府の八幡竈門神社に行ってきました。日曜日だったこともあって、家族連れが多かったように感じました。
こちらの神社と鬼滅の刃には、『竈門』という名称だけでなく、いくつもの共通点があります。その中のいくつかをご紹介します。
鬼が造った九十九の石段
昔この地域に現れていた人喰い鬼に、八幡の神様が「一晩で百段の石段を造れなければ、今後里にでてきてはならぬ」と約束をさせました。鬼が九十九段まで造った時に夜が明け、鬼は逃げてその後は現れなくなったという伝説があります。
鬼が忘れた石草履
石段を造った鬼が忘れていったとされる石製の草履。村人が足を入れてみると、みるみる力が湧き出て元気になったそう。鬼の足指が三本なのは『貪欲・嫉妬・愚痴』を表しており、『知性・慈悲』が欠けているからと云われています。
神楽殿
古くから伝わる『かまど神楽』が大晦日から元日にかけて奉納されます。
(八幡竈門神社案内図より)
他にも、拝殿の天井に竜の水神様が描かれていたり、龍の頭のように見える木もあります。聖地といわれるのも納得です。鬼滅ファンはもちろん、ファンでなくても楽しめる見どころがたくさんありました。ぜひ一度行ってみて下さい。