今年もあと1ヶ月あまりとなりました。コロナの影響で、世界中が沈みがちな暗いイメージです。
そんな暗い感じを吹き飛ばそうと、お店の雰囲気を変えて全体を暖かい赤色で仕上げました。前々からほうずきを使おうと決めていました。
今から10年以上前に、「ほうづき」の生産者からお供えの花で用途が限られるので他に使い方があれば教えてほしいと頼まれたことがきっかけでした。既成概念を取り除きその物が何に似ているか、そこから挑戦していきました。
ほうずきは夏の花で「和」のイメージが強いですがアイデアで12月に洋風として使用して見たいと考えていました。
たまたまスーパーでイチゴを見かけ「よし”ほうづき”でイチゴを作ろう」と考えました。
乾燥した形の良い「ほうづき」を選び、それに着色料で色を赤に染めて乾かし2個にくっつけて遠くから見ても
かわいいイチゴに見えるように仕上げました。あとカズラで店舗全体をつなぎ、風の流れを表現して静と動を表現してみました。
早速出来上がれば、車の人が運転際にチラチラと見て通り過ぎて行きました。お客様が来店されて「前の飾りかわいいやん」と言われてとても気持ちの良い一日の始まりでした。