花の好きな方の誕生日に、毎年お客様からご注文を頂いて胡蝶蘭をお届けしております。胡蝶蘭をもらう事の多いお客様は、だんだんと目もこえてきて、それなりに知識も豊富になっております。
でもどうしたら長くもつかは、あまり詳しくは知らなかったそうです。そこで胡蝶蘭の生育環境を分かりやすく説明させていただきました。
胡蝶蘭は、シンガポールなどの地域でもとは木の上に生息している植物です。スコール(雨)が降ると水がさっと引くように、胡蝶蘭の鉢の中は発泡スチロールと水コケしかありません。ですから受皿に水をためていると根腐れ起こすことがあります。気温が15℃~25℃、湿度70~80%で自然の環境に合わせるために、生産者は送風機で風を作り胡蝶蘭に当てて花を揺らしています。
胡蝶蘭の環境は、「日本の梅雨時の気候です。この気候に合わせれば1年中花は咲きます。」と分かりやすく説明させていただきました。