8月15日のお盆が過ぎて一息ついてから、配達にお伺いしたご家庭にお礼の挨拶に回ります。
御供としてお届けした商品(ほうずきの行灯仕立て、アンスリューム、胡蝶蘭などの鉢物)の日持ちのことなどを家の方から直接お聞きして来年の初盆商戦に役立てるようにしています。
今年の初盆の御供で一番の売れ筋は、例年通りほうずきの行灯仕立てでした。続いてアンスリュームの鉢植えです。
3,500円~12,000円と価格が幅広く、お客様のご予算に応じて選んでいただくことができました。また、大きな鉢でもボリュームの割に重たくないので、配達ではなく直接お客様が持っていける手軽さもありました。何より35℃前後の真夏の暑さにも耐える管理のしやすさと、お盆が終わってからも長く花が楽しめることで、私たちも迷いなくお客様におすすめすることができました。
以前はグラマトフィラムという、やはり暑さに強い蘭をおすすめしていましたが、出荷が7月末で終わりとなるため入荷量が少なく、お盆に合わせての仕入れが難しくなってしまいました。ほうずきの生産者もだんだんと少なくなりつつあるので、こちらも本数を確保するのが難しくなってくるでしょう。数年前までは盛篭が主流だったように、御供のギフトも年々変わるので、その時々の良い物をおすすめしていきたいと思います。