今日は久しぶりに小雨がパラパラと降っています。今日からやっと梅雨入りのようですね。梅雨は気分が重くなりがちですが、作物にとっては恵の雨ですから無くてはならないものですね。
そんな梅雨時の気候がぴったりの胡蝶蘭をご紹介します。
チョウチョが舞っているように見えることから『胡蝶蘭』と名付けられた胡蝶蘭には、「幸福が飛んでくる」や、「純粋な愛」など、お祝いにぴったりの花言葉が付けられています。また、香りや花粉がほとんど無いので、飲食店や病院などの開店、開院祝いに贈る方も多いです。一年を通して温室で育てられているので季節を問わず贈ることが出来ますが、高温多湿を好む胡蝶蘭は梅雨時のまさに今が適した環境なので、贈られた方は育てやすいと思います。
梅雨が明けたら冷房が欠かせなくなりますが、乾燥にはご注意ください。だからといって株元の水苔が常にびしょびしょなのは根腐れの原因になるので避けて下さい。水やりのポイントは、水苔の表面全体が乾ききってから、それぞれの株の根元にコップ一杯の水を与え、鉢底から流れ出る水はしっかり切って受け皿に溜めないことです。午後の水やりは乾きが悪いので、朝にやるのが良いです。霧吹きで葉っぱに水を吹きかける葉水も朝におこなうのが良いようです。
胡蝶蘭のサイズは大輪、中輪、ミディ(ミニ)の三種類、色も白やピンク、黄色などもあるので、ビジネスシーンから一般のご家庭へのギフトまで、また御祝から仏事まであらゆる用途で人気があります。ギフトとして花物をお考えの方は、ぜひ今の育てやすい時期に胡蝶蘭を贈ってみて下さい♪