明日で一月も終わり、二月三日の立春で暦の上では春になりますが、まだまだ寒さは続きます。
今年は例年より暖かいとはいえ、先週末は豊後大野市でも雪が降りました。
この時期は胡蝶蘭がなかなか手に入りません。
先日福岡の花屋さんから、「白の三本立ちで全体で36輪花がついている胡蝶蘭を明日の葬儀までに届けてほしいのですが…」という問い合わせがありました。
すぐに生産者さんに連絡を取ってなんとか手配することができました。
ハウスに受け取りに行くと、パッと見て分かるほど鉢の数が少ないのです。いつもならハウスの端から端まで鉢が並んでいるのですが…。寒さで花の開きが悪く、かといって暖房をきかせすぎて無理やり開花させるわけにもいかないとのことでした。
胡蝶蘭は梅雨時の気候が最適なので、寒くて乾燥する今の時期が一番難しいんです。一般のご家庭で管理するのはさらに難しいですが、御供えやお祝いごとに年間を通して需要があります。加湿器を使ったり、ストーブにやかんをかけて湿度を保ち、夜間の寒さに気を付けてあげて下さい♪