先日友人の家に遊びに行った帰り道、ふとピンク色した大きな芙蓉の花に目が止まりました。
芙蓉は夏を代表する花です。開花期は8月~10月、耐寒性がやや弱いそうですが、この辺りの気候では余裕で冬越しし、毎年暑くなる頃から優しいきれいな花を咲かせてくれます。
芙蓉の中でも酔芙蓉(スイフヨウ)は、朝は白、昼はピンク、夕方は紅と花の色を変えることから、酔って顔が赤くなることにたとえて「酔」という漢字をつけられているそうです。同じスイフヨウでも、水芙蓉はハスのことだそうです。知らない事ばかり。
アオイ科フヨウ属には、ムクゲやハイビスカスなどがあります。オクラもアオイ科だそう。そういえば色は黄色ですが花は芙蓉にそっくりですね。
この写真は家の庭のタイタンビカスです。
日本のある会社が開発した新しい品種で、特定のアメリカフヨウとモミジアオイの交配選抜種だそうです。植えて8年くらいになります。当初は赤、ピンク、白と三株だったのですが、今は赤だけになってしまいました。この大きな花が庭をにぎやかにしてくれています。