先日歴史好きの友人と、テレビで見た日光東照宮の木組みの話題で盛り上がりました。木組みとは、建物の屋根の重さを分散させるための工法です。
「ああいう技術を身近に見られたらいいよな~。」と言うと、「豊後大野市千歳町前田に『六柱社』という神社があるので見に行ってみよ。」と勧められたので、早速行って来ました。
ひっそりと静まりかえった田園風景の中に大きな鳥居があり、それをくぐると急こう配の長い階段がありました。
階段を登りつくと両脇に雄と雌の狛犬が。そして姿を現した本殿は、内部は天井の板がはがれていて少し痛みが出ていましたが、風格のある建物でした。
本殿の外側に回ると、思いがけず立派な木組みが!その先端にはゾウなどの動物が彫られていました。また上部には左右で違うデザインに彫り上げられた素晴らしい彫刻がほどこされていました。
こんな所に素晴らしい技術を持った宮大工がいて、その技術が地域の宝として残っている事を誇りに思います。
教えてくれた友人に感謝!