今日も相変わらず風は冷たいですが日差しが暖かく、先週の寒さとは少し違ってきている感じがします。週間天気予報でも最高気温が10℃を超える日がちらほらと。少しずつですが確実に春に近づいています。
店内には一足早く桜が入荷しています。初めは堅い蕾だったのが日に日に膨らんでいます。
花屋に切花として出回る桜のほとんどは『啓翁桜』という品種です。山形県が生産地として有名です。出荷に合わせて温室に入れ、寒さと暖かさを調節して春が来たと勘違いさせて芽吹かせるそうです。ただ暖かければ良いわけでなく、寒さにも十分に当ててなるべく自然に近い環境にしなければならないそうです。私たちが早くから桜を楽しめるのは、生産者の研究と努力のおかげです。
桜は生け花で使われるイメージが強いかと思いますが、枝を短く切ってアレンジメントに使うのも素敵です。今回も入荷してから花束やアレンジメントに使用しています。桜は日本人になじみ深いし、春を思い起こさせてくれるので皆さんに喜ばれています。
桜をもらった、もしくは買ったという方は、常に新鮮な水を与えて暖かすぎないところに置いて下さい。そうすると1ヶ月くらい花が楽しめます。花が終った後は葉桜としてお楽しみください。
切り花の啓翁桜の次はいよいよソメイヨシノですね♪お花見シーズンが待ち遠しいです!