1月11日は鏡開き。地域によって違いはありますが、鏡餅を下げる日です。
というわけで、店頭の正月ディスプレイを片付け、バレンタインに替えました。ピンクのリボンを巻いたハート形をメインにかわいらしくまとめました。
バレンタインは『バレンティヌス』というキリスト教の司祭の名前だそうです。三世紀のローマでは当時の皇帝が若者の結婚を禁止していました。愛する者の存在は戦場で戦い抜く意志を揺らがすからという理由だそうです。これを憂いたバレンティヌスは密かに若者たちを結婚させていました。しかしそれが見つかり処刑された。その処刑された日が2月14日だそうです。日本では女性が男性にチョコレートを贈る日として定着していますが、欧米では恋人や友達、家族がお互いにカードや花束、お菓子を贈り合うそうです。日本でチョコレートが贈られるようになったのは、デパートでのバレンタインセールでチョコレート業者が行ったキャンペーンが始まりだと言われています。女性から男性にというのは、デパートで買い物をするのは圧倒的に女性だからだそうです。小売り業界の積極的なマーケティングにより、今ではすっかり国民的行事となっています。クリスマスやハロウィンも日本人にとって楽しいイベントとなっていますが、キリスト教の本来の意味を知った上で楽しみたいですね。
チョコレートの前に、鏡開きのお餅をぜんざいにしていただきます♪