朝晩めっきり寒くなりました。北海道の方が雪と言うと必ず九州の方は、気温がグゥ~ンと下がりとても寒くなります。先日お客様の所に配達に行き、かえり際に家の生け垣にした”どうだんつつじ”が目に入りました。早速許可を頂いて写真を撮らせて頂きました。この時期、花が落ちた後のグリ~ンだったドウダンツツジが、この寒さで急にとても鮮やかで暖かな色に紅葉しました。思わずカメラのシャッターを押さずにはいられませんでした。ここのお客様は花が大好きでこまめにいろんな季節の花を植えて楽しまれる方です。家の中、家の周りなどもいつもきちんと整理されていてとても感じの良いお家です。
ドウダンツツジは剪定によって自由に大きさを調節できることから、生け垣によく利用される落葉樹です。春には白いベル型の小さな花をいくつも咲かせ、庭を優しい雰囲気でつつんでくれます。
ドウダンツツジは、耐陰性はありますが、日当たりが悪いときれいに紅葉しません。また花芽がつく前に剪定をしないと花が咲かなくなってしまいます。日当たりの良い所に植えるのと、花芽がつく前の剪定を忘れずにすれば毎年この季節には紅葉がみられます。
花屋では生け花に使用します。とても風情のある枝なので和風な生け花や、洋風の”葉物”などに使用します。