「関東地方の病院にお見舞いのお花を贈りたいのですが?」とお客様が来店されました。花キューピットの会員名簿で「先方の花屋さんにお花の持ち込みが出来るかどうか聞いてみますから、先方の住所と病院を教えて下さい。」とお聞きしました。花キューピットの一番近い花屋さんに電話で問い合わせ致しました。すると先方の花屋さんから「配達希望の病院には生花の持ち込みが出来ない。」と回答がありました。
最近全国の病院ではお見舞い生花の持ち込み禁止がふえて来ています。感染症・アレルギー・ウイルス等様々な理由からです。
特に生花を入れている花瓶に緑膿菌がまんえんして、手術後や体力の弱っている患者さんの口から入り、院内感染する恐れがあると聞いております。
お客様は何とかして病院に入院している友人を励ましてあげたいと相談されました。そこで当店では23年前からお見舞い生花の代わりとしてメルヘン3Dという商品を開発して来ました。「こちらがメルヘン3Dのコーナーになります。」とお客様を誘導致しました。初めて見るメルヘン3Dに驚いてしばらくじっと見て「これは可愛いですね。」とメルヘン3Dをお見舞いギフトとして決めて頂きました。
「これは当店のオリジナルですので宅配で贈ります。」と早速その日の夕方の便で発送致しました。
「最初お見舞い生花が持ち込めないと言われた時は、正直お金でも包もうと考えましたが入院している友人を癒してあげたいと想いそれに代わる品物が見つかってほっとしています。」「メルヘン3Dは世界に一つのオンリーワン商品です。関東に居る友人も初めて見ると驚いてくれると思います。」商品のラッピングが終わるとメッセージカードには”生花を持ち込めないので代わりにこのメルヘン3Dを贈ります”と書かれていました。
時代と共にお見舞いギフトも大きく変わって来ました。戦後物のない時代は、砂糖や果物の詰め合わせになり、昭和40年代にはパンやお菓子になりそれが肥満や糖尿病に影響する事からだんだん控えられて、昭和50年に入り生花のお見舞いが主流になりました。平成25年あたりから様々な理由から病院の生花が持ち込み禁止が広がり、現在生花の代わりにはブリザーブドフラワー(切り花を特殊加工したもの)しかありませんでした。当店のメルヘン3Dはそのブリザーブドフラワーにストーリーをプラスしたものと言えます。まさにこれからのお見舞いギフトとして利用して頂けると思います。