秋の新作用のメルヘン3Dの背景写真を熊本へ撮りに行って来ました。好天に恵まれ阿蘇の山々の雄大な景色もばっちり取れました。
メルヘン3Dの背景写真は遠近法を利用していて、先ず遠くの山々の色をだんだんに手前に来るにつれて濃い色を使いグラデーションをかけて奥行きを出していきます。樹木についても遠くは細く手前に来るほど幹の太さは大きい物に仕上げていきます。これは一般に絵画を書くのと同じ手法です。そうゆう風にすると全体の色と本体の樹木の配置の仕方で大きく立体感が出て来ます。
自然の風景が3Dにみえるように出来上がるところからが大変な作業で、上下左右どの方向から見ても立体的に見えるように制作していきます。次に背景写真に合わせて一つ一つストーリーを組み立てて行きます。大事なことは出来たメルヘン3Dがギフトとしてもらった方が居間、玄関等どこに飾ってもらえるだろうかと考えながら制作していきます。
登場人物を誰にするか動物はどのような格好にするか等、会話をしている様なシーンも動物などの向きが相手と向き合っているかとか細部にわたって確認していきます。最後に出来上がったメルヘン3Dが全体的に感動を与えらえる商品になっているか確認していきます。こうして出来た作品を他の作品と見比べて魅力があるかどうか等最終チエックをして出来上がります。